父親たちの星条旗
父親たちの星条旗を観ました。クリント=イーストウッド監督の硫黄島プロジェクト第一弾です。
有名な硫黄島に星条旗を立てる兵士達の写真。
20世紀前半のラジオと新聞と固定電話があるが、テレビも携帯電話もインターネットもなかった時代、戦意高揚のために行われたメディア戦略が面白いです。
ナチスがドイツ国民に熱狂的支持されたのも、ラジオ放送と新聞によるプロパガンダの賜物と言われているし、なかなか興味深い現象です。
現代の米国の戦意高揚キャンペーンを冷ややかに皮肉っている意図も感じられますが、基本的にはドキュメンタリータッチでラッキーかつアンラッキーな写真に写った兵士達の半生を描いた映画です。完全に米国視点で描写されていますが、米国賛美ではありません。
衛生兵の息子がストーリーテラーとして出てくるのですが、彼は続編の硫黄島からの手紙にも出てくるのかな? 戦場で失踪したイギーの件などいろいろ伏線もありそうです。硫黄島からの手紙もぜひ観たくなりました。
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硫黄島からの手紙
硫黄島からの手紙を観ました
Trackback by でかいの日記帳 - 2007/1/14 Sunday @ 23:04