V for ヴェンデッタ
V for ヴェンデッタを観ました。無理に訳せば「復讐に生きるV」あたりになるでしょうか。マトリックスで有名なウォシャウスキー兄弟がプロデュースと脚本を手がけてます。
近未来の独裁体制のイギリスを舞台に、イギリス初の国王爆殺自爆テロ(未遂)の実行犯ガイ=フォークの仮面をかぶった謎の男がテロ行為を繰り返し革命をもくろむという話です。
アメコミが原作らしいのですが読んだことがないので、原作のままなのか映画化にあたり演出が入っているのかわかりません。なんていうかすごく押井守くさい世界観です。
ただ、押井世界の革命家のように複数のメンバーがよりあつまって傷を舐め合う馴れ合いはしません。Vはあくまでも単独として、そして動機もV個人の復讐であり、理想論に走った独善論ではありません。もちろん最後には失敗する負け犬革命家ではないのです。
見所はナタリー=ポートマンが政府の大物に取り入るために着るロリロリ服と、囚人となった後の坊主頭(これは予告編で印象的だった)。それからV役のヒューゴ=ウィーヴィングが最後まで顔見せしません。ロボコップのピーター=ウェラーですら顔を見せたというのに、ハリウッド映画の主役が最後まで顔を出さないのは前代未聞ではないでしょうか?
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