シリアナ
シリアナを観ました。
トラフィックのスタッフが、元CIA諜報員が書いたノンフィクションのCIAは何をしていた?を脚色して作った社会派映画。
演出的にはトラフィックほどケレンに走ってないオーソドックスなものですが、非常に複雑な人間模様や並行的に進行するドラマが最後にバチっと合うところが見事です。かなり難解なので二度三度見ても楽しめると思います。
シリアナを観ました。
トラフィックのスタッフが、元CIA諜報員が書いたノンフィクションのCIAは何をしていた?を脚色して作った社会派映画。
演出的にはトラフィックほどケレンに走ってないオーソドックスなものですが、非常に複雑な人間模様や並行的に進行するドラマが最後にバチっと合うところが見事です。かなり難解なので二度三度見ても楽しめると思います。
霍元甲/SPIRITを観ました。
ちょうど100年前の20世紀初頭に上海に実在した武術家 霍元甲の一代記です。ポスターとかではジェット=リーがハゲのようにみえますが弁髪です。最初は自分の力に溺れて不要な恨みを買い妻子を暗殺されるという過酷な経験を経て、立派な人格者となっていくストーリーが感動的です。特に田んぼで風の音に耳を傾けるシーンが印象的です。
ただ100%実話ではありません。本当の坂本竜馬と司馬遼太郎の描く坂本竜馬の差くらいは美化されています。特に最後に霍元甲が毒殺されるという話は非常に有名で、中国人でも毒殺は実話と思っている人が多いのですが、これは小説家の作ったフィクションで実は霍元甲はもともと肺を患っていたというのが真相のようです。
そういえばブルース・リーのドラゴン怒りの鉄拳も霍元甲が出てくる話ですね。中国の近代武侠ものでは人気のある題材のようです。
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