1. でかいの企画って何?
でかいの企画とは、わたくし dekainoが主宰する秘密結社(?)です。
私は身長186cmあり比較的大柄なのですが、日常生活においていろいろな点で不便を感じています。なぜなら日本はすべてのモノが小さいからなのです。
たとえば、電車やバスの天井が低い。
東横線の中で歩いて隣りの車両へ行こうとした日には、首をひょいひょい動かして吊革をよけないといけません。
古いバスだと前の方はいいのですが後ろの方になるとだんだん床がせりあがってきていて、頭がつかえて首をかたむけないと立ってられなくなります。
スキー場にいって貸スキーを借りようと思ってもスキー靴がありません。
ボウリング場やスケート場でも合う靴が借りられないのです。
ノートPCなんかB5サイズなんて手のひらと同じ大きさのものが売れ線になる始末。
あんな小さいキーボードどうやって打てと言うのでしょうか?
指一本でキー2つ押してしまいます。
でかいの企画とは、このような小人に支配された日本にカツをいれ、大きくて豊かな社会をつくることを目指す組織なのです!!
スローガンは「大きいことはいいことだ」
2. でかいのネットはなにもの?
でかいのネットとは、インターネットにおける「でかいの企画」の活動の拠点として設立されたサイトです。ドメイン名はdekaino.netです。
dekainoの自宅に128Kbpsの専用線をひいて運用しています。
特にめだつ活動はしてないのですが、
ダイヤルアップWWWサーバ一覧サービス
とか、意味なし掲示板とか、
趣味の旅行記を掲載したり、
うちわのメーリングリストの運用なんかやってます。
...世の中をでかくするという野望に直接結びつくことはやってなかったりして
3. でかいのネットのマシンたち
でかいのネットを構築しているサーバマシンたちの簡単な紹介です。
Sun SPARC Station/SLC改。マザーボードをSS/ELCのものと換装してELC同等品になっています。ただしエンブレムはSLCのまま
わたしが初めて買ったUNIXが動くマシンです。
修士課程1年の時に買って、研究室に設置していました。
実験装置のソフトの開発環境として、また修論を書くTeX環境として大活躍しました。
ついでに、学科のnetnews serverを2年間やってました。おかげでいつもHDDガリガリいってました。
CPUはSPARC 33MHz(性能はi486DX40と同等)、RAM 32M。
SLCのマザーボードは16Mまでしかメモリが積めず大変苦しかった。
ELCのマザーボードに換装したときは、CPUが速くなった(20MHz→33MHz)ことよりもメモリがたくさん積めるようになったことの方かうれしかったです。
ホストネームは最初dekainoだったのですが、後にSS/IPC(にし公にやった)や
SS2を手に入れたときにsuperと改名し、今に至っています。
DNSサーバのセカンダリサーバやNISサーバのスレイブサーバをさせています。
Sun SPARC Staion2。ビデオカードはbw2(モノクロ)
私の3台目に手に入れたUNIXマシンです。もともとは北陸の某大学院大学の初期のリースマシンでしたが、なぜか私の手元にきました。なぜだろう?
CPUはSPARC 40MHz(性能はi486DX66と同等)、RAM 64M。
なんと、このマシンのメモリは、30pinSIMM! SIMMソケットの数は16本もあるのに全部SIMMをさしても64Mにしかならない情けなさ。これでも8年前なら最新鋭機です。
ホストネームはdekaino。でかいのネットのフラッグマシンです。
DNSサーバ、ファイルサーバ、NISサーバなどの基幹サービスをやってます。
フルタワーPC。
私が初めて買ったIBMPC互換機。いまはなきA Masterで1997年夏頃購入しました。
CPUはPentium 133MHz、RAM 64MHz。OSはFreeBSD2.2.5R。
ホストネームはasami。買ったときに、たまたま桂木亜沙美のカレンダーが部屋にあったので命名。
Webサーバ、mailサーバ、newsサーバなど負荷が高いサービスを受け持っています。
また、モデムとTAのお世話もしてます。
Sunの機械はシリアルが38400bpsまでしか出ないので最近の高速モデムには向かないのです。
4. でかいの企画の歴史
でかいの企画の年表です。
1994年5月 | この月に日本初の商用ISPのIIJがサービス開始。さっそくUUCPとDialup PPPの契約を結ぶ。料金は1分30円(電話代別)。今から思うとかなりお高い。 このときにドメイン名dekaino.iijnet.or.jpを取得し、 「横浜でかいの企画」が発足する。当時は横浜の実家に住んでいたのだ。 メールアドレスこそXXXX@dekaino.iijnet.or.jpが使えるが、あくまでもUUCP接続で専用線ではなかった。 |
1994年12月 | 勤務先の関係で、厚木市に引越す。でかいのネットの設備一式も一緒に厚木に引越した。IIJのアクセスポイントは厚木市内にないのでしょうがなく横浜アクセスポイントを利用する。 引越を機に「横浜でかいの企画」から横浜をとって「でかいの企画」と改名する。野望は横浜だけにとどまない。全国的にでかくするのだ!! 「でかいことはいいことだ」 |
1998年1月5日 | 新年を迎えて、家に専用線をひくことを決意する。さっそくNTT厚木支社(ようは電話局だな)におもむくが、なんと新年5日は休みだった!! NTT休み過ぎだっ |
1998年1月6日 | この年は6日から仕事始めの予定だったが、前半休して電話局に行く。 そしたら結局そこではOCNエコノミのことがわかる人がいなかった。 結局金沢かどっかのOCNサービスセンタに電話した。 後日営業の人が家に来て話をした。 |
1998年1月16日 | Internicにドメイン名登録を依頼する。即日でdekaino.netが発給される。NSI(Internicを運営している会社)は素早い。JPNICとはわけが違う。当時のドメイン登録料は$100(2年)だった。 |
1998年2月9日 | OCNエコノミ回線が開通。この日からでかいのネットの歴史が始まる。 OCNエコノミの通信料は一ヶ月38000円+消費税だった。 |
1998年1月末日 | IIJ解約。4年弱使ってきた dekaino.iijnet.or.jpドメインは消滅。 |
1998年2月27日 | より安い専用線サービスを探しているうちに、地元のプロバイダのシスコムがOCNアクセスラインを利用した専用線サービスを始めるとの情報を入手。さっそくコンタクトをとる。 OCNエコノミに加入してから1月たたないというのに乗り換えを決意する。 |
1998年6月12日 | OCNエコノミからシスコムへ専用線を変更する。IPアドレスが変更になるので移行がちょっと面倒だった。 これで通信費が月38000円→30000円となった。 |
1999年2月9日 | 無事一周年を迎える。 |